完全オーダーメイド「浴室在来工法」は防水工事が重要!

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家は、いくつかの防水機能によって建材や構造を守っています。雨風に晒される屋根や外壁、またバルコニーは特に防水性が重要です。しかし、防水が必要なのは外回りだけではありません。室内でも防水効果が求められる部分がありますが、その中でも特に浴室の防水はしっかりしたものでなければいけません。そこで今回は「浴室在来工法」に注目して浴室の防水について取り上げたいと思います。


・浴室在来工法とは?

在来と言われていることからも分かるように浴室在来工法とは、戸建ての浴室で昔から使われていたお風呂の作り方です。

最近主流となっているユニットバスやシステムバスが、パーツを規格化して工場で生産し、現場で組み立てる工法であるのに対し、浴室在来工法は現場で壁や床を造り、浴槽を設置する方法で作られます。

浴室も基本的には他の部屋と同じように作り、防水加工を施しているということです。防水加工を含む下地工事と内装工事を行うため、システムバスに比べ工期が長くなり予算も高くなります。

しかし規格化されているシステムバスとは違い、浴室のサイズも自由ですし、内壁の仕上げはタイルやヒノキ材など素材も自由に選べるというメリットがあります。

浴槽の素材や置き方も種類がいくつかあるため、完全オーダーメイドで浴室を造ることが出来ます。

・浴室在来工法の防水工事はどうするの?

在来工法の浴室は、ユニットバスと違い防水加工などの下地からの内装工事が必要となります。

浴室内が一体になっていないため、年月とともに防水機能が衰えや、内壁材の劣化によって水漏れを起こすことリスクがあります。そのため、10年単位での浴室のリフォームが必要となります。

特に防水工事は重要です。在来工法の浴室の防水工事には下記の種類があります。
■シート防水
防水効果のあるシートを浴室内に敷き詰め、継ぎ目を貼り合わせる方法です。シート防水はタイル貼り仕上げの浴室に適しています。
■ウレタン防水
ウレタン防水材を何重にも重ねて塗装うることで水漏れを防ぐ防水方法です。ウレタンは不定形材料なので、凹凸のある下地にも塗ることができ、水密性にも優れています。ウレタン防水を行う場合は、重ね塗りによって防水性を高めるので1週間ほどの期間が必要な場合もあります。
■FRP(繊維強化プラスチック)防水
FRPと呼ばれる強化プラスチックを使用した方法で、軽量で耐熱性や耐食性、耐久性に優れています。

浴室内の防水工事で利用される場合は、従来のFRP防水に比べ臭気の少ない環境対応型FRP防水材料が採用されるのが一般的です。

・まとめ

システムバスが主流になっているとはいえ、自分だけのオリジナルな浴室を造りたい人や、限られた空間に浴室を造る場合、また介護に適した浴室を造るといった目的ゆえに在来工法の人気も劣っていません。

在来工法は防水工事を行っていなければ、水漏れの被害が大きくなります。そのため、防水工事をしっかりと行う必要性がありますし、防水の機能が失われる前にリフォームも必要です。

浴室内の形状や仕上げ材、また建築費も検討しながらウレタン防水にするか、もしくはシート防水やFRP防水にするか検討することが出来ます。完全オーダーメイドともいえる在来工法の浴室を、正しく施工された防水工事によって長く安全に保っていってくださいね!

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