
家は常に外気や雨から家族を守ってくれています。
では外気と接している壁や屋根に見た目の色やデザイン以外でみなさんはどんなこだわりを持って選びましたか?
外壁塗装と一口に言いますが、壁が汚れたから塗装するだけなんてもったいない!
塗装するなら同じ手間で材料にこだわればもっと快適な家にすることができます。
塗る材料によって機能が違うってご存知でしょうか?
今日は弊社でも人気の「ガイナ」についてご紹介します。
ガイナってどんな塗料?
ガイナは特殊セラミック層で構成される塗装です。
このセラミックが周りの温度とすばやく適応します。
夏、太陽で熱せられた屋根もひと風ふけばその熱もサッと冷ましてくれます。
また冬は室内で温められた空気を外に逃がしにくくしてくれる、このカメレオン効果で
塗るだけでお家を夏は涼しく、冬は暖かくしてくれる塗料です。冷暖房の効率を年間約30%以上削減!
ガイナは日本の宇宙ロケットの先端につかわれている塗料を住宅用に技術開発した断熱塗料です。
ガイナは断熱効果だけでなく、熱を遮熱する機能もあります。
熱を吸収したガイナは熱を遠赤外線にして放出します。この機能を利用し、靴の中敷き、布団の下敷きマットの製品にも利用されています。
また室温と外気温の温度差を軽減するので北面のRCの壁に塗ると結露を抑制することもできます。
通常2回塗っているガイナですが、塗布量を増やせば音の振動を軽減するので騒音対策としても期待できます。
様々な機能をもつガイナは皆さんの身近なところでも使われています。
ホテル、冷蔵冷凍などの倉庫の屋根、老人ホーム、病院、学校、車両基地、船舶の甲板、美術館、寺社など
年中空調を利用している所でその効果を期待され採用されています。
関空のウィングシャトルの屋根にも使われ、屋根下の温度が57℃から47℃に下げ、空調効率を高め、皆さんの快適な移動を助けています。
実は知らず知らずにガイナを採用した建物を利用しているかもしれません。
もちろん一般住宅にも外壁・屋根・内壁にもガイナは使われています。
外装用と内装用とあります。内装用はF☆☆☆☆を取得してる商品です。色も52色展開しています。
艶はなくマット調なので安っぽくならず落ち着いた漆喰の風合いです。
ガイナを採用する上で気を付けるべきポイントは?
ガイナはセラミックの素材なので固い材料の上に塗るのはOKです。
コロニアルの瓦や折半屋根などには最適です。
また陸屋根の防水をした後にガイナを塗るのもおすすめしています。屋根の断熱は直下階の空調費削減に直結します!
モルタルやカラー鋼板の壁にも適していますが、ALCやサイディングの目地やひび割れのあるモルタルには追従しない為
目地のお手入れは10年毎にする必要があります。
ひび割れや傷みが出る前に家のメンテナンスをお考えの方にはおすすめします!
内壁にも適していますが、住ながらの工事だと壁に採用すると乾くまで家具の置き場に困ったりするので
天井にガイナをおすすめしています。
塗装をする時は、値段ばかりを追わず、材料にもこだわってみましょう♪