雨の翌日に外壁塗装を行っても問題ない?

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外壁塗装を雨の日にやってはいけないというのは、基本的な知識として随分知られるようになってきました。しかし、そうなると、もうひとつ気になる方もおられるようです。それは、雨の翌日は外壁塗装をしても問題ないのか?という点です。では、今回はその点についてご説明致します!

・雨の日と翌日の違いを考えてみる!

まず、雨の日に塗装を避けなければいけない理由を確認しておきましょう。
1. 塗装中の塗料に雨水が入って塗料が薄まる。
2. 外壁が乾かないうちに雨に濡れて雨だれや模様が残る。または塗料が流されてしまう。
3. 作業効率が悪いうえに、作業員が滑って転倒するなどの危険が伴う。
4. 気温5℃以下、湿度85%以上は塗装を避ける(一部対象外アリ)という条件を守れないことで、塗料の本来の特性を発揮できない。
5. 湿度が高いことで乾燥時間が長くなるか乾かないまま上塗りをして施工不良となる。

雨の日に塗装をすると以上の問題が発生してしまいます。この中の1~3は雨が降っている場合に当てはまることです。ですから、翌日に関係して注意しなければいけないのは、4と5の点です。

翌日の天気が回復し気温が高く、湿度が低くなれば問題ないかもしれませんが、雨は降っていなくても曇りのままで湿度が高い状態を保っている場合や日があたらず、なかなか塗料の乾きが遅い場合には塗装を行ったとしても、乾燥時間を長めにとるなどの調整が必要となります。

また、前日の雨で外壁が汚れている可能性も高いので、注意して洗浄しましょう。汚れをしっかり流したうえで、乾燥時間もしっかりとっておかなければ、塗膜の密着性が悪くなるなどの問題が生じます。

雨の日の翌日は、基本的には塗装はできますが、湿度や気温を確認して十分に乾燥させながら工程を進めるように注意しましょう。

・塗装仕様書を確認すると安心!

考えてきたように、雨の翌日に外壁塗装をしても問題のない場合もあれば、塗装の際に注意しなければいけない場合もあります。しかし、実際のところ、その条件は塗料によって違うので判断が難しくなります。

信頼できる腕の良い塗装業者に頼めさえすれば、業者が管理し、注意して塗装を行ってくれるのですが、悪徳塗装業者もいるため、気になる方もおられるでしょう。
そのような場合は、塗料ごとに塗り方を説明している塗装仕様書を確認しておくと安心かもしれません。塗装仕様書を見ると、その塗料に適した工程や使用量、塗り重ね回数が記載されています。例えば、天気が関係する内容の中には注意事項の部分に雨の日の塗装は避けるようにといいた内容が大抵記載されていますし、他にも「塗り重ね乾燥時間」という項目があります。

「下塗りと上塗りの間に何時間あけて、且つ何日以内に塗る」といった、重ね塗りする時間の間隔が記載されています。何日以内と記載があるので、天気の良い日が何日続くと良いかという点などの確認の目安にもなります。また、塗装の際の外気温が何度の時かといった点も書かれてあるので、その気温を基準に高温では乾燥が早く、低温であれば遅くなるといった判断もつきます。

各塗料の仕様書はカタログやホームページからも確認できるので、自分で仕様書を確認しておくだけでも安心かもしれません。

・まとめ

雨の日の翌日は雨の日のように外壁塗装を避ける必要があると言うわけではありません。基本的には塗装は行えます。

なぜなら関係しているのは水分が塗料に混じらないか、また塗装の乾燥時間に影響を与える湿度や温度が重要なポイントです。ですから翌日がしっかり晴れて外壁が乾いていれば普通通り塗装を行えますが、日当たりが悪いために前日の雨の影響が残っている場合や、今にも雨が降りそうな湿度の高い状態を保っている場合などは、塗装を行えても乾燥時間などを注意しておく必要があります。

その条件は塗料によって違いもあるので、業者だけでなく施主側でも塗装仕様書を確認しておくと良いかもしれません。前もって目を通しておけば仕様書に沿って適正な工程で塗装が行われているか確認できますし、気になる点があれば業者に質問しやすくもなるので、DIYで塗装する方や気になる方は特に、使用する塗料の塗装仕様書に一度目を通しておくことをお勧めします。

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