外壁塗装中の辛い匂いの原因は?健康に影響はないの?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

道を歩いていても、匂いで外壁塗装中だという事が分かる時があるほど、外壁塗装の際の匂いは気になります。あの匂いは体に問題はないのか気になる方もおられる事でしょう。建物が綺麗に生まれ変わる塗装とはいえ、工事中の匂いの原因は何なのでしょうか?どのように対策ができるかも確認しておきましょう。

・外壁塗装の匂いの原因は?

塗装の時の匂いが好きという人もいますので、匂いに対しての好みは違うとはいえ、塗装の際には確実に匂いが発生します。そして多くの人にとっては、刺激臭に感じます。その原因となっているのは塗料本体ではなく、塗料を薄める際に使うシンナーにあります。
外壁塗装の際に用いられるシンナーの種類のうち、メタノール、イソプロピルアルコール、キシレンといった有機溶剤シンナーが刺激臭として塗装中に漂って、多くの人にとって辛い原因となっています。

・健康への影響は?

刺激臭の原因である有機溶剤シンナーは私達の健康に少なからず悪影響を及ぼします。症状が出るかは人それぞれですが、例えば目が痒くなったり涙が出る、視力低下、鼻水、鼻づまり、耳鳴り皮膚の湿疹、消化器系の働きの低下や筋肉、関節の痛み、精神や神経にまで症状が出る人もいます。特にアレルギーをもっていて敏感な人や、免疫のない赤ちゃんや犬や猫といったペットへの影響は大きいので注意が必要です。
実際に塗料を扱う仕事に就いている人には特殊健康診断や作業環境測定、蒸気の発散源対策、作業責任者の専任が義務付けられているほどです。
しかし、このような体への悪影響を防ぐために最近は揮発性有機化合物、VOCが少ない低VOC塗料が出ています。他にも、匂いに敏感な方は有害物質が少ない塗料にすることでも、あの辛い匂いを抑えることができるので、塗料を選ぶ際には、その点を業者さんに伝えるようにしてください。
また、工事がはじまってからも対策は出来ます。外出をすることや、家に居る場合は窓を開けないようにすることや、匂いが入りそうな換気口なども塞ぐようにしてください。自分自身はマスクなどで匂いを嗅がなくていいようにしましょう。有機溶剤系の防毒マスクは、その点で特に効果的です。また匂いに敏感なペットはペットホテルに預けることもできるかもしれません。

・匂いが気になるのは近隣も同じ!

匂いが自分の家の中で分かるということは、ご近所さんの家にも入ってきているということになります。工事期間中は騒音だけでなく匂いへの配慮も必要です。工事期間中、特に塗装の匂いが強くなる時期などを、工事前の近隣挨拶の際に伝えるようにしておきましょう。近隣からの匂いの苦情で塗装をやめるわけにもいかないので、窓を開けないようにしてもらうことや、外出してもらうなど頻繁に声をかけるようにしているなら、近所の方も気にかけてもらえていることが分かるのでトラブルを未然に防ぐ点で効果的です。
匂いを無くすことは出来ませんが、臭いを消すという点では、消臭スプレーも役に立ちます。シンナーの臭いを消す消臭スプレーもあるので、自分の家用に買ったり、近隣の人に渡すことも出来るかもしれません。

・まとめ

塗料を薄めるシンナーが刺激臭の原因になっています。外壁は劣化するものなので、塗り替えは必要になります。匂い対策を心がけましょう。臭い対策を踏まえて窓を閉めていても暑くない夏以外を外壁塗装の時期に選ぶこともできます。ただ、匂いが入らないようにと、閉めたままにしておくのはよくありません。塗装を行っている逆側の窓を開けて室内に入ってしまった臭いを外に出すようにしたり、工事が終わった後の30分ぐらいは窓をあけて換気をすることも忘れないようにしてください。体調を崩したときは我慢せず、外出したり業者さんに伝えるようにしてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。