外壁のクラックの意味?

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外壁クラック

クラックとは『割れ目・裂け目』の意味ですが、建築では、外壁のひび割れや亀裂をクラックといいます。町を歩いていると住宅の外壁やマンションの外壁などで、見かける事があると思います。

クラックを見たら、「ひび割れが入っていて、建物はだいじょうぶかな?」と気になる人もいるでしょう。

その通り。クラックは見た目にも、構造的にも良いものではありません。しかし、コンクリート造やモルタル塗りの建物では、クラックが生じる事を避ける事は出来ません。

また、クラック全てが今すぐ危険であるともいえません。

 

クラックはどうして発生するのか?

家を建ててある程度の年月が経つとどうしても現れてしまう症状が、外壁クラックです。

外壁は常に紫外線や雨風にさらされているため、徐々に塗膜が劣化し、そこからひび割れが起こります。

外壁のクラックは深さによってメンテナンスの重要度が違います。ひび割れが深い場合は早急にメンテナンスをしましょう。そのまま放置すると補修費用が膨れ上がる恐れがあります。

外壁クラックの種類と原因

外壁のひび割れは、大きく分けてヘアークラック(浅いひび割れ)とクラック(深いひび割れ)の2種類です。

ヘアークラック(塗料のひび割れ)

主にモルタル外壁やサイディングなどの塗装がされている外壁で発生するひび割れです。

ヘアークラックは外壁のひび割れではなく、外壁に塗られている塗料が経年劣化で硬化してひび割れを起こしている現象です。慌てて補修しなくても大丈夫ですが、外壁塗装をする目安となる劣化症状です。

クラック(外壁のひび割れ)

外壁自体のひび割れで、このようなクラックを放置していると雨漏りの原因になったり、外壁が剥がれ落ちてしまう恐れがあるので危険です。

 

クラックの種類

■乾燥クラック

モルタルやコンクリートなどの湿式工法で施工された外壁は、乾燥する過程で水分の蒸発による伸縮が生じます。乾燥クラックは、モルタルやコンクリートが完全に乾燥をする前に塗装をしてしまうことで発生します。

乾燥クラックは拡大することは無いので、外壁塗装の際に弾性塗料(伸縮性のある塗料)を使用すれば簡単に補修ができます。

■構造クラック

構造クラックは、地震や地盤沈下などの大きな外的圧力によって発生するクラックです。だいたい幅が0.3mm以上、深さが5mm以上のクラックが構造クラックと呼ばれています。

構造クラックは外壁自体が歪んでしまうことが原因で発生しているので、放置するとクラックが広がり、深くなっていきます。最終的には雨漏りや外壁剥落の原因になりかねないので、早急に補修をする必要があります。

■縁切れクラック

モルタルやコンクリートなどの湿式工法の外壁は、一度に一面を仕上げるのが基本ですが、途中で作業が中断したり、何らかの事情で部分的にやり直したりすると、新旧の境目ができてクラックの原因になってしまいます。

 

外壁別のクラックの特徴

外壁のひび割れは、モルタルやコンクリート、サイティングなど、外壁よって発生するクラックの特徴が異なります。

■モルタルのひび割れ

モルタルは特にひび割れが発生しやすい外壁です。

・幅1mm以下のひび割れの場合・・・1mm以下だと深さもないので雨漏りに発展することはないでしょう。外壁塗装の際にメンテナンスをする程度で問題りません。

・幅3mm以上のひび割れの場合・・・3mm以上のクラックは雨水が外壁の内部に侵入するようになります。そうなると外壁に水がまわり、塗装がはがれたり、最悪の場合外壁が剥がれ落ちる原因になります。

■サイディングのひび割れ

主な原因は経年より継ぎ目のコーキングが劣化して、水が浸入しボードが反ってきます。ボードの反る力とボード四隅を打ちつけている釘の抑える力でボードが引き裂かれてしまう事です。

サイディングを張り替えるとなると施工費用が高額になります。ですので、劣化を放置せずに早めに対処しましょう。

サイディング外壁はコーキングのひび割れも合わせて点検、メンテナンスをしましょう。

 

まとめ

外壁クラックの補修は大きさや深さ、補修箇所によって工事の内容も金額も異なりますが、どちらにしても早期補修をすれば工事規模も小さく、価格も低くなります。

0.3mm以下のクラックなら、外壁塗装でも十分にメンテナンスができますが、素人目にはわかりにくいものです。気になったら専門業者に点検依頼してみましょう。

 

クラック補修,外壁メンテナンス

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