外壁の塗り替え 色変え工法とは?

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色変え工法と言葉だけ聞くと、何の色を変えるのかピンときませんよね。
色を変えるのは中塗りと上塗りの色を変えるということを意味しています。

「中塗り?上塗り?」

外壁の塗り替えをする時、塗料は大体2回塗ります。
その時の色を1回ずつ別の色を塗ります。
色を変えて塗ることで確実に2回塗ったという事実が確認できる為です。
確実に2回塗ることをなぜ確認したいかというと、塗装面積に応じた塗布量を適切に施工していること、塗り替えの効果を得られる施工をしていると確認することが目的なのです。

           
   
中塗り                       上塗り

壁の塗り替えをする時の工事の順番をご存知でしょうか?

1 まず壁を洗浄します。
この洗浄でいまの壁についているゴミや埃、劣化した塗膜 いわゆる触ると手につく粉になってしまったものを洗い流します。

2 乾燥したら、下塗り材を塗ります。
下塗り材は色がホワイトや透明で、今の壁に次の塗装材を密着させるための接着剤みたいなものです。

3 いよいよ塗装材を塗っていきます。中塗りの工程です。
この時まだ前の壁の色が濃いと色が透けて見えている状態です。

4 中塗りが乾いたところにもう一度同じ材料を塗ります。これが上塗りと言われています。
これで仕上がりです。

塗り替えで塗料を使う場合は大体2回塗りするように塗材の仕様書に書かれています。
しかし、塗装屋さんが塗っている間、お施主さんが四六時中見ているわけにもいきません。
それで色変え工法という方法がとられる場合があります。

③の中塗りの工程で上塗りにつかう仕上げ材より少しだけ色を変えて塗ります。
上塗りに影響がでないような色をほんの少しだけ材料に同じ塗料で混ぜて色を替え塗ります。この工法にすることで、工事をずっとみていられなくても中塗り・上塗りの2工程を工事写真で確実に施工していることを確認してもらいやすいというメリットがあります。

色変え工法は手抜き工事をされないように考え出された工夫から始まったのではないでしょうか。うっかりした職人さんなら、ついうっかりを防止できる策でもあります。

まとめ

■色変え工法のメリット

確実に2回塗ってもらっているという確証がもてる。
作業の塗りのこしに早く気が付くことができる。

■色変え工法のデメリット
頼んだ色を忠実に再現するなら混ぜない方が本当の色をだせる。
業者さんによっては中塗りと上塗り材料を別々にとると費用が上がる場合がある。

材料によって混ぜる行為をするとメーカー保証書がでないので、色変え工法にして欲しいと頼まれてもできない場合もあります。
色変え工法は、簡単に2回塗っていることを視覚的にとらえられる方法ではありますが、塗装面積に適した塗布量を施工してもらっていることを確認できればいいので、塗装で使った材料の空缶や納品書などを確認するのも一つの方法だと思います。

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