性能が良くシェア急上昇の断熱材

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断熱材

発泡プラスチック系断熱材

≪特徴≫

「発泡プラスチック系断熱材」は、石油原料の樹脂を発泡させ、ボード状に加工した断熱材です。断熱性能が高く、近年、外張り断熱工法に使用されはじめて以来、現在では断熱材全体の3割以上のシェアを占めています。

繊維系断熱材と比べて施工性が良く、薄い厚みでも高い断熱性を確保できることと、施工品質のムラが少ないので、比較的容易に気密性の高い断熱施工が行えることで人気が高まっています。また、ボード上に成型されているため、たわむことなく施工性が高いので、場所ごとに繊維系断熱材と使い分けることも多いようす。

 

デメリットとしては、耐火性能が低く、柔軟性に欠ける点があります。また、他の断熱材に比べてシロアリ被害を受けやすい点がありますが、対策された商品も出ています。

 

■商品選びのポイント

発泡プラスチック系断熱材は、大きく分けて5つの種類に分類されます。5つの種類の特徴を知って商品を比較し選びましょう。

 

①ビーズ法ポリスチレンフォーム:いわゆる発泡スチロールです。湿気を通しにくく、軽量で加工性に優れています。金型成型で形や厚さも自由に選べます。

 

②押出法ポリスチレンフォーム:①と同じ原料で作られているが、製法が異なります。吸水性が低く軽量で、耐圧縮性が大きいので基礎や土間断熱にも使われます。

 

③硬質ウレタンフォーム:ボード状に加工されたもの以外に、現場で発泡機によりスプレー吹きつけや、注入する現場発泡品があります。金属サイディングの心材にも使われています。

 

④フェノールフォーム:フェノール樹脂に発泡剤と硬化剤を混合した断熱材です。他の素材より断熱性能が高く、紫外線耐性や難燃性に優れている。コストは他のものより高くなります。

 

⑤ポリエチレンフォーム:ポリエチレン樹脂が主原料で、柔軟性が高く、充填断熱にも使われます。防水性に優れていて、水泳のビート板もこの素材で作られています。

 

断熱材まとめ

前回紹介したグラスウールはシェアは一番ですが、施工に注意が必要で、気密・防湿対策がきちんとされていないと結露問題などが発生します。

住宅にオススメするのは、硬質ウレタンフォームの現場発泡品です。

現場発泡

 【現場発泡断熱材】

主にウレタンフォームなどの液状の材料を壁や屋根に吹きつけて、発砲させる断熱材です。グラスウールやロックウールなどの繊維系の断熱材は、気密性を保持するための難易度が高いのですが、現場発泡断熱材は吹付けた薬剤が約100倍に膨らむので、隙間のない施工が可能です。膨らんだ断熱材には小さな気泡があるので、吸音性が良く、防音効果も高くなります。

基本的に専門の職人が施工するので、ムラなく安定した品質が期待できます。安定した品質の良さで利用者増加につながっているようです。

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