瓦屋根の修理 漆喰

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屋根の漆喰

今回は屋根漆喰の役割と補修方法をお伝えして、屋根漆喰の事を知っていただければと思います。

漆喰(しっくい)とは

下の写真の見ていただいて、瓦の隙間を埋めている白い部分が漆喰です。

瓦と瓦の隙間を埋める白いセメントのようなものを漆喰(しっくい)といいます。漆喰が剥がれてくると、屋根の隙間から雨水が浸入し、雨漏り等の発生原因になります。

【屋根の漆喰を補修する手順】

漆喰剥がれ

上の写真のように漆喰が劣化し崩れてくると、そこから雨水が入り込み、雨漏りの原因になります。それを防ぐための一般的な修理方法が下記の方法です。

① 古い漆喰を取り除く

漆喰除去

表面の漆喰を丁寧に取り除きます。漆喰の後ろにある「葺き土」は残したままにします。

②葺き土を整え適度に湿らせる

葺き土とは、漆喰の下地になる土のことです。凹凸があると漆喰がきちんと塗れないので、表面を平らにならします。

③漆喰を塗り込む

漆喰塗り込み

漆喰を隙間なく均一に塗り込みます。見た目を良くする為に多めに漆喰を塗ってしまうと、盛り上がった漆喰に雨水が直に当たり、これが雨漏りの原因になってしまいます。せっかく修理したのにすぐに傷んでしまっては無駄になってしまうので、適度な量の漆喰を塗らなければいけません。この適度な量が素人には難しいところですね。

④表面をきれいにならして仕上げ

専用のコテで漆喰の表面を整えます。この時、雨が漆喰に直接当たらないように雨仕舞いをします。(漆喰の量の調節など)

漆喰が乾燥すれば完了です。

しっくい完了

【漆喰の種類】

一般的に、漆喰とは『南蛮漆喰』のことを言います。

「南蛮漆喰」とは、 塗りと仕上げを同時に行えるヨーロッパ発祥のシンプルな漆喰です。伝統的な日本の漆喰は、作業が数工程必要になります。しかし、南蛮漆喰なら1工程で仕上げまで行うことができます。もちろん、伝統的な漆喰で修理した方が耐久性は高くなります。しかし、かかる費用もかなり高額になります。一般の住宅でしたら南蛮漆喰で十分だと思います。

《DIYでの修理はおすすめしません》

上記の説明を見ると、「漆喰を剥がして塗るだけなら簡単だろう」と思うかも知れませんが、DIYでの修理作業は後悔することになると思いますよ。実際にやると、修理作業も下準備もかなり大変なんです。

例えば、専用工具や漆喰の購入、屋根用の靴の準備など、これだけでもまあまあ面倒ですが、挙げればまだまだあります。

 

逆に雨漏りの原因をつくることに!?

一般の素人の方が屋根に上ると、瓦を踏み割ってしまったり、漆喰を塗り過ぎたりと、雨漏りの原因を作ってしまうことにもなりかねません。労力と時間を使った挙句、結局何の意味もないどころか逆に悪くなってしまうなんて、本末転倒もいいところですよね。

最終的に修理業者に頼んで費用がかかるぐらいなら、最初から業者に依頼していたら屋根に上るという危険なことを自分で行わずに済みますからね。

漆喰の作業は長い経験が必要ですので業者に依頼することをオススメします。

 

 

屋根の漆喰補修

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