
手入れのしやすさで選ぶならガラストップがおすすめです
ガスコンロの天板の材質には、ホーロー、ガラスコート、ガラストップ、ステンレス、アルミなどがあります。その中で、清掃性が一番優れているのはガラストップです。最新のコンロの多くがガラストップを採用していて、商品の種類も多いので人気です。
ガラストップは耐熱結晶化ガラスを使用していて、その特徴は、熱や衝撃に強い、傷がつきにくい、汚れが浸み込まない、表面の汚れが簡単に拭き取れる、などです。
最新のガラストップは汚れが付きにくいコーティングや、天板の焦げ付きを防ぐ機能が付いたものもあり、一段とお手入れが簡単になっています。バーナーまわりも進化していて、以前はあった汁受けがなくなり、ゴトクを外せば天板はほぼフラットになり、拭き掃除も簡単です。ゴトク自体もコンパクトになり、丸洗いも簡単です。
材質の違いは?
【ガラストップ】
- 耐久性がある
- お手入れが簡単
- 破損の可能性がある
【ホーロー】
- 低価格のものが多い
- デザインや色などは限られる
- 衝撃には強い
- 耐摩耗性がある
- 清掃性はガラスコートやガラストップに劣る
【アルミ】
- 天板で最も価格が高い
- アルミ素材なので熱を分散させやすく汚れがつきにくい
- 衝撃に強い
【フッ素コート】
- 油をはじき、お手入れが簡単
- 硬いものでこするとコーティングがはげる
【ガラスコート】
- ホーロー素材にガラスコーティングを施したもの
- カラーバリエーションが豊富
- ガラストッップより低価格
- 年数が経つとコーティングがはげることがある
【ステンレス】
- 価格が安い
- キズがつきやすい
- 熱によって変色する
ガスコンロのトップメーカーといえば、みなさんご存じのリンナイとノーリツです。
システムキッチンのほとんどが、この2社のコンロを採用しています。
それぞれの機能をチェックして、各ご家庭で重視する機能を選んでいただいたら良いのではないでしょうか。
ポイント
■ガラストップの天板は一番お手入れがしやすい!
■表面が滑らかで凹凸がないので、汚れが楽に拭きとれる!
■技術開発で天板の温度が上がりにくくなり、焦げ付きにくくなった!
■ゴトクの取り外しが簡単なので丸洗いできる!
■汁受けがなくなったことでゴトクを外せばフラット!